イベントレポート #4

合同会社ふくふくの福井です。

5月は「discord&AIサービス紹介」という2つのテーマで開催しました。

Discord

 Discordとは、ゲーマー向けに開発された無料のコミュニケーションプラットフォームで、音声、ビデオ、テキストでのコミュニケーションが可能なツールです。各ユーザーコミュニティごとにサーバーを作成し、その中に特定の話題や活動に関連するチャンネルを設定します。これにより、ユーザーはテーマに沿った会話を行うことが可能になります。

 Discordの特徴的な点はその柔軟性とアクセシビリティで、ユーザーはウェブブラウザや専用アプリ(PCやモバイルデバイス向け)を通じてサービスを利用することができます。これらはゲームの内部で直接連携することができ、オンラインでの協力プレイを簡単に行うことができます。また、これらの特性により、Discordはゲーム界隈を超えて様々なコミュニティやグループに広く利用されています。

 サロンでは参加者にコミュニティへの参加手順を説明し、discordの様々な機能を体験していただきました。ビジネスでコミュニティの形成が必要な場合、柔軟にカスタマイズが可能なdiscordを検討してみてはいかがでしょうか。

 ICTサロン桑名では、メンバーへのICT関連の情報共有や、メンバー間のコミュニケーションを活発にしたく、この度、discordでコミュニティを開設しました。当サロンのdiscordチャンネルに加入を希望される方は、下記のページをご覧ください。

AIサービス紹介

 ChatGPTが話題になってからと言い、AIのサービスが毎週のようにリリースされています。そこで、AIのサービスを「自然言語処理」「画像生成」「音声生成」の種類別に紹介しました。

自然言語処理

 自然言語処理(NLP)は、AI(人工知能)の一分野で、人間が使用する「自然言語」をコンピュータに理解させるための技術です。自然言語とは、我々が日常的に話し、書いている言語のことを指します。最近話題のChatGPTもこの自然言語処理となります。

 サロンでは、「ChatGPT 」をはじめとし、「bing chat」「notion ai」を実際に操作して実演しました。またChatGPT では有料版のChatGPT plus に課金して、プラグイン機能、ブラウジング機能も試してみました。連携機能が充実してきており、ますます活用の幅が広がると思われます。

画像生成

 画像生成AIは、特定の指示に基づいて新たな画像を生成したり、既存の画像を改善または修正したりする能力を持つシステムを指します。

 こちらも様々なサービスがリリースされています。サロンでは特に注目されている「stable diffusion 」「dall-e 2」「Adobe firefly」を紹介しました。

 クリエイティブな業務をされている方は、画像素材の生成、画像の自動補正や、欠損部分の修復といったことに活用できると思います。

音声生成

 音声生成AIは、人間の声を模倣することで自然な音声を生成する技術を使った人工知能の一種です。この技術はテキストを音声に変換したり、特定の声質やアクセントを再現したりすることが可能です。

 サロンでは「D-ID」というサービスを利用して、アバターにテキストを読ませることを行いました。まだまだ気持ち悪さはありますが、動画で発信をしていく際に役立ちそうです。

所感

 こうしてブログを書いている間にも様々なニュースが飛び交っています。AIを活用すれば、業務効率向上にもつながりますので、しっかりと情報収集しながら時代の潮流にのっていきたいですね。